薪ストーブの火入れ式
今年の10月末にお引渡しさせていただいた物件のストーブの火入れ式に立ち会わせていただきました。
南のタイルテラスと続いている土間空間にストーブを設置しており、これまではまだ出番はありませんでしたが、これから寒さが本格的になってくる前の試運転となります。
ストーブ屋さんによる説明が行われ、トップダウン式に薪を積んでいき、準備ができたのでいよいよ着火剤に着火です。
火の揺らめきを見ているだけで心落ち着きます。
ストーブを中心にひとのたたずむ空間ができるのがまた薪ストーブの良いところですね。
框の段差に腰掛けたり、土間空間にいすを置いたり、自然発生的に居場所ができるのがなんだかほっこりします。
ストーブは主にご主人のご要望でしたが、今後心地よい暖かさを実感していただければご家族皆で楽しんでいただけると思います。
火のつけ始めには煙は少し出ますが、燃焼温度が上がっていくと煙自体はほとんど出なくなります。
ご主人が薪棚をDIYされていたので、完成が楽しみです。完成時が頂点ではなく、お引き渡し後もお施主様の手で手を加えて木の家を育てていってくださっている様子をみると、とても嬉しく思います。いつもおいしい珈琲をありがとうございました。