オーストラリア・ダボ市「逍遥園」の数寄屋門修繕工事を行いました。
美濃加茂市の友好姉妹都市であるダボ市にある日本庭園「逍遥園」の数寄屋門修繕工事に弊社の大工の加藤を派遣いたしました。
「逍遥園」は美濃加茂市とダボの姉妹都市交流のシンボルとして2002年にオーストラリア・ダボのエリザベスパーク内に建設された日本庭園です。
門は弊社が2013年に建設に携わらせていただいたもので、門の扉と柱、瓦が一部破損しまったとのことで国際交流協会から修繕のご依頼を受けて大工が現地に伺いました。
まずは壊れたレバーハンドルを取替えます。
破損してしまった扉の受け材部分をノミで削り、日本で加工して持っていったヒノキ材で埋木しました。
割れた瓦も、日本から持って行った瓦に無事差し替えることができました。 サイズや取付方法、運搬の関係で扉部分の修繕より心配な部分でしたが、瓦屋さんの協力もあり無事現地に取り付けられてほっとしています。
現地のフェイスブックにも紹介していただきました。
園内には日本と見間違えるほどに立派なお庭が!
「異国の地で緊張したけれど楽しかった」とやりとげて帰ってきた加藤大工の表情に職人としての成長を感じました。
「逍遥園」がより現地の方に愛される日本庭園となることを願っております。
株式会社 愛和